若い人へのアドバイス
CoVID-19のE501YやE484Kが流行し始めた2021年4月から、若い人に対して、何かヒントになればという思いで書き始めました。
本当は我々のような人口の多い団塊世代やそのジュニア世代の中年が変えないといけなかったことで、人口の減ってしまった若者にこういった内容を託すのは気が引ける思いですが、残りの自分の人生の長さを考えるとこういった場所に書くことしかできなさそうだと考えました。
儒教は悪意に満ちた教義で、捨て去るべきである
儒教は日本人や韓国人に今も暗い影響を与え続けています。
年長者崇拝や男尊女卑や道徳としての禁止事項の多すぎる「礼」や「和」という言葉が日本の進展を妨げています。
孔子の書いた「論語」といわゆる「儒教」は全く別物です。
論語には当時の中国での取るべき行動の規範が書かれたものです。
現代でも通用するものもあれば、ちょっとどうかなと思えるものもあります。
例えば、自分より優れた者を友人に持つべきだと書かれていますが、もしそれを実践したら世界中の誰もが友人を持てないということになります。
儒教とは漢代以降の為政者が利用した「天理」は「人欲」より優先されるという原理を打ち出し、人民を支配し易くしようとしたもので、特に朱熹の作った朱子学は「礼教」が「愛」や「仁」より優先され、そのため明清時代の500年以上に渡って、多くの漢民族の女性の人権を奪い、数百万人を死に追いやっています。
法律や警察組織が不十分だった古代の中国で、統治するためには「礼」という秩序が必要だったわけです。
また縄文時代は平均寿命が16歳で、江戸時代までは生まれてきた子のうち、20歳を迎えることができたのは3人に1人でした。明治になってようやく3人に2人です。
このような時代には40代でも長老です。本もインターネットも無い時代に長老の知恵と知識はとても貴重なもので、多くの場合、若者より正しい判断ができました。
今はインターネットで若者の方が正しい知識に早く辿り着くことが可能です。
猪や熊と戦って仕留める必要の無い時代に、女性でも重機を扱うことが可能な時代に、男性しかできない仕事は僅かしかありません。
儒教はもはや存在意義を失っています。捨て去るべき間違った教義です。
日本でも徳川家康が朱子学を利用して日本を統治しようとしました。
しかし50年後には伊藤仁斎によって朱子学が間違っているこれが示され、これが覆されています。
従って、それほど江戸時代にも儒教は庶民に根付きませんでした。
女性は互いの家を訪問したり、おしゃべりしたり、行動の自由もあり、再婚も可能でした。
(朱子学では、女性は再婚するべきではないとされています。)
江戸時代の日本は男尊女卑や年長者崇拝に関しては他の東アジアの国に比べるとかなり緩く、マシな状況だったのです。
これが強化されてしまったのは、日本が軍国主義になってからです。
江戸時代には、少なくとも武士の子の躾として折檻はあまり無かったそうです。
体罰もまた、日本の古き良き文化では無いのです。
古くから日本に根付いたのは仏教であって、儒教ではありません。
「日本の古き良き文化だから」というのは理由になりません。
「日本の古き良き文化」を尊重するなら、仏教か多神教に戻るべきでしょう。
日本人にとって、儒教には懐古するほどの長い付き合いは無いのです。
私自身は昭和の人間で、親世代は戦前生まれで思いっきり儒教の影響の強い世代ですから、なかなか影響から抜け出せずにいますが、若い人には積極的に儒教を捨て去って欲しいと願っています。
世界レベルのITの話
日本のIT技術のトップ層が薄いのは、日本の政府がIT教育をする気がなかったので仕方がありませんが、国に頼っていたのでは世界に着いていけません。
世界のトップ層がどのような世界にいて、どうすれば良いのか垣間見させてくれます。