9章.乳幼児への薬剤投与
A. 抗菌薬の適正使用
A-1. 小児呼吸器感染症における抗菌薬治療の失敗、有害事象、QOLについてースペクトラムによる比較
A-2. 抗菌薬使用で大腸がんリスクが上昇
A-3. 生後1年間に抗菌薬をされると小児期の湿疹のリスクを上昇させる
A-4. 広域スペクトラム抗生物質を服用すると幼児期の肥満リスクが増加
A-5. 抗菌薬によるCrohn病の増加
A-6. 抗菌薬投与は小児の若年性特発性関節炎(JIA)のリスクを高める
A-7. 抗菌薬と小児喘息は関連するのか?
A-8. ジスロマックで血管死増加
A-9. 抗菌薬による腎結石リスク上昇
B. 乳幼児への投与を避けた方が良い薬剤
B-1. 経口ステロイド剤(プレドニン、リンデロンシロップ、セレスタミン)
B-2. 急性蕁麻疹にステロイドは無効
B-3. テトラサイクリン系抗生剤(ミノマイシン)
B-4. 鎮静性抗ヒスタミン剤(ペリアクチン、ザジテン、ポララミン、セルテクト等々多数あり)
B-5. 塩化リゾチーム製剤(レフトーゼ、ノイチーム、アクディーム)
B-6. 冷えピタ、熱さまシート
C. 乳幼児への投与には注意が必要な薬剤
C-1. ピボキシル基を持つ抗菌薬(メイアクト、フロモックス、トミロン、オラペネム)
C-2. QT延長を起こす薬剤(ナウゼリン、プリンペラン、マクロライド系抗菌薬)
D. 有効な薬剤・治療
D-1. ヴィックスヴェポラッブ (Vicks VapoRub)
D-2. 蜂蜜は咳に有効
D-3. シソの香りで腸炎を緩和
D-4. 麦芽に鎮静作用がある
D-5. 紫外線で乳児湿疹が軽減
D-6. 日光暴露、近視予防に効果
D-7. 夜型の人は朝方よりの人より短命に終わる可能性が高い
D-9. 運動すると風邪を引きにくい
D-10. 中高生時代の部活が心血管死リスクを下げる
D-11. イーケプラが片頭痛に有効
E. 感冒に対する解熱剤の影響